エヴァンゲリオンについて 富野監督による、何かと話題を呼んだ(?)エヴァンゲリオン批判についてのコメント集です。 批判の論点の妥当性については、読んだ人がそれぞれ判断すればいいと思いますし、私なりの解釈はまた別途書きたいと思います。 何はともあれ、エヴァンゲリオンへの対抗心がひとつの原動力となり、富野監督が復活したのは、エヴァンゲリオンの大きな功績といってよいでしょう(同じ話は宮崎駿監督にも言える)。 1.「このアニメがすごい!」のインタビューより抜粋(1997年 1月発行) 「本来、たとえば今話題になっている『エヴァンゲリオン』なんていうアニメは作品じゃないはずなんだと。 だけどそういうものを俎上に上げてしまう。そういうカルチャー論、サブカルチャー論って言葉で何でも認めていく。それはサブカルチャーの側の問題というより、すでに評論する側も全てデジタル化している。これは、かなり深刻で