日本にはいまだに外資脅威論、陰謀論を唱える人たちがいます。 市井にならまだしも国会議員のなかにすら、まったく論理的ではない以下のような理屈を唱える人々がいます。 曰く、小泉・竹中らは規制緩和だ構造改革だと言っているが、本当は外資の利益になるようにと企んでいるんだ。 曰く、彼らは外資に国民の資産を売り払おうとしている売国奴だ。 曰く、リップルウッドが旧長銀を買い叩いて新生銀行にして大儲けしたように、民営化された郵政公社もいずれは外資系に買収されて国民の資産が奪われてしまう。 曰く、アメリカは虎視眈々と郵政の350兆円を奪い取ろうと狙っている。そのために対日要望書を出して郵政民営化をさせたのだ。 以上のようなことを本気で言っている経済人、評論家、政治家などは信じるべきではないでしょう。外資系企業が入ってきて、日本人の資産が奪われてアメリカのために使われて日本が食い物にさ