某テレビ番組の討論での話。 介護の問題、少子化による労働人口の減少に関して、新党日本の小林興起氏が 「移民を入れればいいんですよ!介護にカネがかかる現状は移民を活用すれば安くなるんです。労働人口も増えて税収も増えます。日本が移民に開かれてないからダメなんだ。」 なんて事を言っていた。 あきれた浅知恵だ。 移民大国と言われるアメリカでも、実際には移民を制限している事を知らないのだろうか? 単純労働者として移民を受け入れると大変な事になるという事を、欧米諸国は身を削って体験してきた。 国内の労働市場の値崩れが始まり、職場を奪われ無職となった国民が大量に発生し、その不満は移民達に向けられる。つまり移民を攻撃する加害者としての日本人が発生する。 また、介護を安く提供する為に移民を活用すると言う彼の発言は、移民は日本人よりも安い賃金で働くのが当然だという事であり、これを差別意識と言わずしてなんと言う