兵庫県議会の竹内英明県議(50)=姫路市選出=が18日、議員辞職願を浜田知昭県議会議長に提出し、同日付で辞職が許可された。辞職理由は「一身上の都合」という。 竹内氏は2003年に姫路市議に初当選し、07年6月の統一地方選で県議に転身。現在4期目で、県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務めていた。竹内氏が所属した会派、ひょうご県民連合は1人減の8人になる。 ひょうご県民連合の上野英一幹事長によると、知事選を巡り、インターネット上で竹内氏に対する誹謗中傷が過熱。斎藤元彦氏を応援する目的で立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が交流サイト(SNS)上で竹内氏の自宅に行くと予告するなど、自宅や周辺、家族の生活が脅かされる恐れが生じていたという。