東国原英夫前宮崎県知事は4日夜、都内で記者団に対し、衆院選出馬を否定する大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長について「党首で出たほうが求心力や説得力がある」と述べ、出馬に強い期待を示した。 その上で、同市特別顧問の中田宏前横浜市長が市長を継ぐという「私案」を披露し、「中田さんが大阪市長をやれば『大阪都』構想も進んでいくだろうし、国政は橋下さんが中心になりガバナンスも充実する。一挙両得だ」と訴えた。
大阪維新の会は、次期衆院選に向けて結成を目指す新党の党首に、代表の橋下徹・大阪市長を充てる方針を固めた。新党の党本部は大阪市内に置く方針。自治体首長が国政政党の党首に就くのは極めて異例で、新党が結成されれば、大阪に党本部を置く国政政党は初めてとみられる。 維新は、新党党首に、自民党の安倍晋三元首相らを検討してきたが、安倍氏は自民党総裁選に出馬する意向を固めており、離党する見通しはない。衆院選に臨むにあたって知名度と発信力のある橋下氏以外にはいないと判断した。新党に参加方針の現職国会議員にも橋下氏の党首就任について今後打診する。 橋下氏は8月30日の記者会見で、「僕や(維新幹事長の)松井一郎・大阪府知事が(新党を)引っ張るのは問題ない」と述べた。 橋下氏は次期衆院選への出馬を否定しており、党首就任後も大阪市長職にはとどまる見通し。新党結成後、どのように国政政党を運営していくかは大きな課題で、
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