サントリー食品インターナショナルは29日、コーヒー入り炭酸飲料「エスプレッソーダ」を7月31日に発売すると発表した。20-30代の飲用を見込む。 炭酸のさわやかな刺激にエスプレッソの深みを合わせ、甘さも加えた。 炭酸飲料はこれまで味を整えるために酸味を強くする必要があったが、新たに58億円をかけて導入した炭酸充填(じゅうてん)技術を活用したことでコーヒー本来の味を実現したという。 価格は1本(330ミリリットル)140円。初年度は100万ケース(1ケースは24本)の販売を目指す。 2011年の炭酸飲料市場は5年前と比べて2割以上拡大しており、同社では新技術で今後、茶系炭酸飲料の開発なども探る。