7月の東京都議選で、都知事の小池百合子率いる「都民ファーストの会」が躍進すると間もなく、若狭勝や細野豪志ら国会議員が東京・本郷の「鳩山ビル」の一室に集まるようになった。 後に、小池が立ち上げる新党「希望の党」の結党メンバーたちが衆院選戦略を練る拠点だった。 小池の国政進出計画は、初当選を果たした昨年7月の都知事選後から動き出した。小池は周辺に「政党名を『希望の党』にしたい」と意欲を示し、10月に自らが塾長を務める政治塾「希望の塾」を開講した。 今年2月には、「希望の党」の商標登録を出願。8月に入ると、衆院選で掲げる政策の取りまとめや、新党のPR動画の作成準備に入った。若狭と細野を中心に、9月の時点で独自候補約70人の選定を終えていたという。 小池の念頭にあったのは、東京、大阪、愛知の3知事が連携して、地方自治のトップとして国政に挑む構図だった。都知事選や都議選のような旋風を起こして、3大都
微小脳の設計原理の解明 私は、小さな体での生活に適合した情報処理システムである昆虫の脳を「微小脳(Microbrain)」という概念で捉えることを提唱してきました。わずか百万個の神経細胞からなる極めて小さな脳しか持たないミツバチやコオロギなどの昆虫が、ヒトに劣らない 匂いの学習能力をもち、また、巣や餌場などの周囲の景色を記憶したり、帰巣の際に太陽の方角や空の変更パターンのコンパス情報として利用 できるのは、驚異的なことです。 私たちは、昆虫の高度な行動の脳機構を解析を通して、「微小脳の設計原理」を明らかにしようとしています。そのような研究により、ヒトを含めた脊椎動物の脳にも適用できる「脳の共通原理」の発見と、昆虫において特異的に発達を遂げた脳機能の発見、さらには他の動物の脳との比較により脳の進化の解明に迫ること、すなわち「脳の多様性と進化」の解明を目指しています。 私の研究分野や、これまで
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