横浜市金沢区の八景島シーパラダイスで4日、ジンベエザメの展示が始まった。水族館によると東日本で現在、ジンベエザメの展示をしている唯一の施設になるという。 展示されているのは全長4・5メートルのオス。8月下旬に千葉県館山市坂田漁港の定置網に迷い込んだところを捕獲され、搬入された。ジンベエザメは成長すると全長12メートル以上になるといい、この個体も5・5メートルを超えると同施設の大型水槽でも飼育が難しくなるため、外洋に放流される予定だという。 茨城県鉾田市から来た岡崎里紗さん(21)は「ジンベエザメを見たのは初めて。放流されてしまうのは残念。ずっとここにいて欲しい」と話していた。(林紗記)