※ご注意 本稿の内容を検証する場合は、必ず影響を及ぼさない限られた環境下で行って下さい。また、本稿を利用した行為による問題に関しましては、筆者および株式会社アットマーク・アイティは一切責任を負いかねます。ご了承ください。 前回に引き続き今回も、安全性がより考慮されたsyslogサーバのsyslog-ng(syslog-next generation)への切り替えについて述べる。 syslog-ngへの切り替え syslogdの設定を引き継ぐ 現行のsyslogdから切替える場合は、syslogdの設定内容をそのまま引き継ぐようにする。もちろん、一からsyslog-ngの設定を書き上げてもよいが、後々の運用管理において混乱が生じないようにするためには、現行syslogdの設定内容を引き継いだ方がよい。syslogdからsyslog-ngへの移行例(設定例)を以下に示す。 移行前:syslog