2006年10月11日(米国時間)の正式版公開に向け,「Fedora Core 6」の最終ベータ版(test3)が2006年9月14日(同)に公開された(写真1)。新版の目玉は仮想化ソフト「Xen」と3次元デスクトップである。その使い勝手を中心にFedora Core 6の概要をいち早く紹介する。 関連記事「Fedora Core 6の最終ベータ版が公開」でも紹介したように,Fedora Core 6では,カーネル2.6.17,glibc 2.4.90,gcc4.1.1,GNOME 2.16が採用されている(写真2)。 3次元対応のウインドウ・マネージャ「Compiz」が利用でき,メニューから[システム]-[設定]-[他の個人設定]-[Deskto Effects]を選択するだけで,デスクトップの回転(写真3)や,現在開いているウインドウの一覧表示(写真4)といった3次元や透過効果が利用で