NECは2010年8月24日、図書資料管理業務システムをSaaSで提供する「GPRIME for SaaS/図書館」の販売を開始した。図書館や地方公共団体などの蔵書の管理・検索・予約・貸出・返却システムや利用者管理システムといった基幹業務システムを、NECのデータセンターからSaaSで提供する。 同SaaSは「図書館の基幹業務に必要なすべての機能を、SaaSで提供する」(NEC)。具体的には、(1)貸出管理や返却管理、利用者管理、予約管理、督促管理、蔵書管理といったバックエンドの業務系機能、(2)Webサイトを使った蔵書検索や貸し出し予約、メールマガジン作成といった対外系機能などだ。 NECによれば同SaaSを使うことで、個別にシステムを開発する場合に比べて、5年間のTCO(総所有コスト)を最大30%削減できるという。既に新国立劇場の情報センターが、同SaaSを8月下旬から利用している。
2010年の2月25日、NECは既存の「ITプラットフォームビジネスユニット(BU)」と「企業ネットワークソリューション本部事業」を統合し、「プラットフォームビジネスユニット」を新設すると発表した。同4月1日には新体制での事業活動を開始している。同BUの指揮をとるNECの山元正人 執行役員常務に話を聞いた。 技術の変化がもたらすユーザー環境の変化に、即応できる組織を ITmedia BU再編の狙いは? 山元 まず挙げられるのは、(プロダクトやサービスに関する)マーケティング機能や営業体制を1つにできる、という意義です。 テレフォニー分野を含めた製品ポートフォリオを持つ企業ネットワーク事業本部は、従来から海外での営業体制に強みを持っていました。実際、人員も半数以上が海外に配置されています。対して、サーバやミドルウェアを主力とするITプラットフォームBUは、海外での競争力をもっと伸ばす必要があ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます NECは7月12日、同社がシステム構築を担当した、四季のチケットレスサービス「劇団四季スマートチケット」が7月11日にオープンした四季劇場[夏]で稼動を開始したと発表した。 劇団四季スマートチケットは、興行界初というセキュリティ機能付きの新しいQRコード「セキュリティ機能搭載QRコード」(SQRC)を利用したチケットレスサービス。劇団四季の予約サイトにアクセスし、所定の手続きが完了すれば、予約時に登録した携帯電話から取得するSQRCを入場ゲートに設置された専用リーダにかざすだけで入場が行える。従来のQRコードは、リーダの種類にかかわらず情報を読み取れるのに対し、SQRCは許可された特定の専用リーダでなければ読み取れないので、より強固な個
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く