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  • NPJ通信 カルデロン・ノリコ事件が語るもの 弁護士 渡辺彰悟

    1 事案の概要 カルデロン一家の問題は既にご存知とは思うが、簡単に紹介する。 92年・93年にそれぞれ他人名義のパスポートで不法入国したフィリピン人男女が日結婚して、95年にノリコが誕生した。 2006年、ノリコの小学校5年生のときに母サラが職務質問で逮捕され、その後退去強制手続が始まり、2006年11月には一家全員に対して退去強制令書が発付された。 これまで退去強制手続上、裁決の時点で中学生ということであれば、在留が認められていた同種事案が存在した。 同様に小学校高学年にまで枠を広げよと主張することの困難さは感じていたものの、中学と小学校高学年の子どもがどれほど違うのか、 私にはノリコの最善の利益を考えれば、既にこの年まで到達している子どもを日で受け入れることが、もっともノリコの利益に適うものと考えていた。 2 敗訴確定後でも在留を求めた理由 (1) 私が今回のこの事件を大きく問題

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