男性重度障害者の射精を介助する「ホワイトハンズ」のスタッフ募集要項では、 「30代以上の方が望ましい」とされており、「スカート、ノースリーブ等は不可」とされている。 スタッフは皆作業着といった服装で、医療用の手袋を着用している。排泄の処理と似た姿勢である。 あくまで風俗ではなく自慰の介助なのだというスタンスがここにあらわれている。 同性愛者ではないが、男性スタッフを希望する利用者も居るのだと言う。 これは、母親や姉妹にオナニーがバレるより、父親や兄弟にバレた方がマシだという感情に近いのではないだろうか。 手コキ風俗と自慰介助の明確な違いがそこにある。 私は、「もし健常者に生まれていたら当然享受できた」ものに、性行為は当てはまらないと考える。 身体的に健常なら「誰でも簡単に無料で」行えるのは自慰までだ。 風俗のような性的サービスの要素を無くし、介助に徹底するホワイトハンズの姿勢には好感を持つ