「好きなものを描けて幸せ」=漫画家の萩尾望都さん−紫綬褒章 「好きなものを描けて幸せ」=漫画家の萩尾望都さん−紫綬褒章 今日の少女漫画の礎を築いた一人、現役漫画家として走り続ける萩尾望都さん(62)は「内定の連絡を受けた時は本当にびっくり」と話す。3月に亡くなった父には四十九日の仏前で報告した。 20代でヒット作「ポーの一族」などファンタジーやSF漫画を描く。両親は反対していたが、「私が絶対譲らないので諦めました」。転機は30代。読者と年齢が開き、仕事に難しさも。大人向けの漫画誌ができて「幸運にも好きなものを描き続けられた」と振り返る。(2012/04/28-06:59)