ThinkPadではバッテリーが劣化するのを防ぐ目的で、バッテリーを充電・放電する閾値を設定することができる。 例えばバッテリーがいったん60%を切るまではACアダプタを接続しても充電しないだとか、充電時に100%ではなく80%までしか充電しないようにするといった設定ができる。 このバッテリーの設定をLinux上から行える以下のツールを見つけたので、Debian Jessieでの導入方法とツールの使い方を説明する。 ThinkPad ACPI Battery Utilなおこの設定を検証したThinkPadはX240である。私のThinkPadはリアバッテリーに加えて、オプションの内蔵バッテリーを搭載しているので、各バッテリーにそれぞれ設定をする。 インストールGitHubからソースコードをcloneしてくる。 これでカレントディレクトリ以下にtpacpi-batディレクトリができる。