青空に映えるパステルカラーの二重奏!「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の著者、詩歩さんいわく「写真に撮ってほしい絶景。桜の淡いピンクを写すには朝がベスト」 抜けるような青空に、1000本もの桜と一面に広がる菜の花畑。これだけスケールが大きい景色を見られる場所はなかなかない。 埼玉県幸手市の権現堂桜堤は、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の著者、詩歩さんが勧める“花の名所”の1つ。 「ピンクとイエローという王道のコンビネーション!温かな色が増える春は絶景が生まれる季節だと思うんです。そんな春を象徴するような場所が、東京の近くにもあるのです」 古くは江戸を水害から守る堤防だった権現堂堤。大正時代からは“桜の名所”としてにぎわい、戦後に植え直されたソメイヨシノはいまや樹齢50~65年と貫禄たっぷり。 一方の菜の花は、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会により、桜と同時期に咲くよう毎年作付けされている。