G DATA Softwareの調査によると、電子メールのアカウント、ネットの決済サービスの入力データ、オンラインバンキング情報などを含んだ個人情報がブラック・マーケットで取引されており、価格は数百メガバイトでわずか1万円。さすがにこれだけ安価だとソートされていない生データらしいのですが、それでもこの価格はオドロキです。 一体どのような情報が出回っているのか、知られざるブラック・マーケットの実態は以下から。 次々と巧妙になる、データ窃盗犯の手口 サイバー犯罪者によるデータの窃盗、販売、不正使用による被害額は、年間で約10億ユーロ(約1612億円)。その収入源は、オンライン上で使用されているIDやパスワード、銀行口座番号、クレジットカード番号など。 これらの個人情報を盗み出すため、本物に見せかけたページに被害者を誘い込むような「フィッシング・メール」が今まではよく使われていたものの、今は「ク
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