6月11日、日銀は金融政策決定会合で資金供給量を年間60兆─70兆円増やすとの金融政策維持を決定。期待されていた資金供給オペの延長は見送られた。写真は黒田総裁。5月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 11日 ロイター] - 日銀は11日の金融政策決定会合で4月4日に決めた資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆─70兆円増やすとの金融政策を維持することを全員一致で決めた。 期待されていた資金供給オペの長期化が見送られたのを受け、ドル/円は98円台から一時、97円台に下落、日経平均は一時200円安となり、1万3300円前半まで下落。ただ、ドル円は再び98円台に戻しており、日本株も売り一巡後は、落ち着きを取り戻している。