2017年5月4日のブックマーク (3件)

  • 『ヒトラーと物理学者たち  科学が国家に仕えるとき』 | 荒野に向かって、吼えない…

    フィリップ・ボール著 『ヒトラーと物理学者たち  科学が国家に仕えるとき』 2006年に出版されたオランダのジャーナリスト、サイベ・リスペンスの『オランダのアインシュタイン』は大きな騒動を引き起こした。一般的にはそれほど有名ではないとはいえ、1936年にノーベル賞を受賞し科学界にその名を残すオランダ出身のピーター・デバイについて、リスペンスは「ナチと共謀していた」と告発したのだった。デバイはドイツでカイザー・ヴィルヘルム研究所で所長を務めていたが、ドイツ国籍を取ることは拒否し、39年にはアメリカに渡っている。そんなデバイが、ナチ党員でこそなかったものの実は「ナチ体制の熱心な支持者」であったという内容であり、「戦時中はアメリカに留まりながらもナチ当局と接触を続けており、それは戦争が終わったらひとまずベルリンに戻る可能性を残していたのではないか」とリスペンスは見た。 デバイの名前と関わりの深か

    wkatu
    wkatu 2017/05/04
    『「過去の記憶がなければ和解もない」。「和解」とは「忘れる」こと、あるいは「忘れてもらうこと」ではない』/レオ・シラードが指摘した「功利主義」は本邦にも(そしておそらく自分にも)蔓延しているよなあ…
  • 『ミッテラン』 | 荒野に向かって、吼えない…

    ミシェル・ヴィノック著 『ミッテラン  カトリック少年から社会主義者の大統領へ』 ある人物の生涯を辿ることが、そのままある時代を描くことになる存在がある。フランソワ・ミッテランはまさにそのような人物であろう。ミッテランを描くことは20世紀のフランスを描くことであり、20世紀のフランスを描くうえでミッテランという存在を欠かすことはできない。大嶋厚が「訳者あとがき」で数多くの文献に言及しているように、存命中から現在に至るまでミッテランについて膨大なが生み出されてきた。左翼の立場から彼を高く評価するもの、右翼の立場から酷評するもの、あるいは左翼の立場から告発するもの。書をはじめとするミッテランの伝記を読めば、これだけ評価が分かれるのは当然のことのように思えるだろう。そしてまた、政治家ミッテランのみならずその私生活等にも関心が寄せられるのは、かの有名な「隠し子」をめぐる逸話のようなゴシップ趣味

    wkatu
    wkatu 2017/05/04
    『極右を利することによって右翼を削る作戦を取ったことも……こういったミッテランによるマキャベリスムがフランス社会を毒していって現在に至っているという面もあるのかもしれない』
  • 我那覇真子 Masako Ganaha on Twitter: "私の前には今、休日の横浜中華街で美味しい肉まんを頬張っている平和ボケした日本人が通って行く姿があります。保守運動は同好会ではなくこの一般の人達の目を覚まさなければなりません。"

    私の前には今、休日の横浜中華街で美味しい肉まんを頬張っている平和ボケした日人が通って行く姿があります。保守運動は同好会ではなくこの一般の人達の目を覚まさなければなりません。

    我那覇真子 Masako Ganaha on Twitter: "私の前には今、休日の横浜中華街で美味しい肉まんを頬張っている平和ボケした日本人が通って行く姿があります。保守運動は同好会ではなくこの一般の人達の目を覚まさなければなりません。"
    wkatu
    wkatu 2017/05/04
    念の為に記しておくが、この人がこうなのは「ネットで真実に目覚めた」パターンではなく、親からこのように育てられたための模様。