中国政府は、WindowsやMacOSへの依存度を減らすため、オープンソースのPC向けOSの開発グループを立ち上げました。 オープンソースOS「openKylin」の開発を推進 中国政府は国内で販売されるコンピュータが搭載するOSの85%がWindows、15%がMacOSという、米企業に支配されている状態を懸念し、以前より中国独自のOSの開発を政府主導で進めてきましたが、遅々として進みませんでした。 そこで先週、国有企業China Electronics傘下のKylinsoftが10社以上の中国企業や研究機関に加わり、Kylin OSをベースとしたオープンソースOS「openKylin」の開発を推進することが決定したと、中国メディアSouth China Morning Postが報じています。 Kylin OSとは中国国防科学技術大学が中心となって開発された中国産のサーバー向けOSです