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仕事に関するwkoichiのブックマーク (3)

  • [実践編]仕事票は毎日正確につける

    「四つの約束」は会社設立時から会社の全社員が守るべき決まりとしてきた事柄である。今回は「仕事票は毎日正確につける」「決められた場所に決められた形で格納する」という二つの約束を説明する。 約束3:仕事票は毎日正確につける 仕事票とは富士通アプリケーションで使用している作業実績を作業ごとに登録する仕組みである。その特徴は,作業を非常に細かく細分化して(0.1時間が最小単位)毎日登録することにある(図)。 この仕組みを考えた最初の目的は,正確な原価把握(作業改善のできるレベルの原価把握)を行うことである。ソフトウエア開発の原価把握は「データを集めるのが大変」「見えないのでよく分からない」などの理由でいろいろな試行はされてきたが,うまくできなかった。しかし,原価の分からない製造業があるのだろうか。また成り立つのだろうか。そんなことはないはずだとの思いから,会社設立からこのテーマを掲げて実行している

    [実践編]仕事票は毎日正確につける
  • [実践編]人月ではなく時間で考える

    富士通アプリケーションズの工業化の取り組みは「四つの約束,六つの仕掛け」として集約されている。「四つの約束」は会社設立時から会社の全社員が守るべき決まりとしてきた事柄である。今回は「人月ではなく時間で考える」「データで議論する」という二つの約束を説明する。 約束1:人月ではなく時間で考える ソフトウエアの開発は伝統的に人月で考えられることが多い,例えば,ある開発では10人で6カ月の開発であるから工数は60人月,人月単金XX万円,よって開発費は…,という具合だ。しかし,富士通アプリケーションズでは,人月ではなく,時間で考えるようにしている。 時間で考えるのは,二つの理由がある。一つは内部の意識改革である。製造業ではビス1のコストダウンで何銭下げられるか,すなわちコストの単位を銭で考え議論をしている。それに対して,人月で考えるソフトウエア産業では,何十万円単位でコストが議論されることとなる。

    [実践編]人月ではなく時間で考える
  • [実践編]四つの約束,六つの仕掛け

    富士通グループは,1979年に汎用機における集中開発とプログラミング言語間のコンバージョンのためにソフトウエア・ファクトリーを設立した。ピーク時には要員数約1500人,コンバージョン集中度90%,設立時に対して生産性300%を実現するに至った。ここで開発された標準化技法,ツール群はその後の富士通の開発技術の母体として汎用機を中心とした各種の大規模システムの開発を支えた。 しかし,開発規模,開発需要の急激な拡大,オープン化の流れの加速の中で,富士通をはじめとして,多くのSIベンダーや顧客が新規開発の多くを社外のパートナに外注する傾向を強め,ソフトウエア・ファクトリーの活動も各部門に分散されるようになっていった。 そんな中,富士通アプリケーションズは2002年にJavaとEJBに特化した開発専業会社として設立された。富士通グループが自らソフトウエア開発を行うことの意義は,以下の3点にある。 (

    [実践編]四つの約束,六つの仕掛け
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