福島原発、放水口付近の海水から3355倍のヨウ素検出 一度は減少も再上昇 産経新聞 3月30日(水)12時50分配信 東京電力福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故で、東電は30日、福島第1原発の南放水口付近で、基準値の3355倍となる放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。これまでに海水から検出された中では最も高い値。 東電によると、海水は29日午後1時55分に採取され、基準値の520.2倍のセシウム134なども検出された。 また、29日午前8時20分に同地点で採取した海水では、ヨウ素131は基準値の2572.5倍、セシウム134は同395.5倍だった。 同地点では、26日午後に基準値の1850.5倍のヨウ素131が検出されていたが、28日午後には同27.9倍まで低下していた。 【関連記事】 福島県、20キロ圏内の警戒区域化を国に要請 放射性物質の飛散防止で原発建屋に特殊布