CentOS 7 for Raspberry Pi 4 における armv7l (32bit) と aarch64 (64bit) の比較 ようやく CentOS 7 for Raspberry Pi 4 にて 64bit である aarch64 が出てきたということで、個人的に気になる箇所の比較をしてみた。 なお、aarch64 版は、ソフト・リアルタイムモードで動くため、CONFIG_PREEMPT オプションのオーバーヘッドが発生している。 そのため、応答性は良くなっているが、スループットは下がっているはず。 ■armv7l のメリット ・リリースされてから長期間経っているため、きっと安定している ・作成したバイナリが RPi, 2, 3, 4, Zero で動く ・aarch64 よりも、メモリ消費は少ない(はずだ) ■aarch64 のメリット ・1プロセスが扱えるメモリ量が増え