Linuxをサーバとして使う場合、iptablesにルールを追加したり、削除したりして再設定する必要が出てくる場面が多いと思います。そしてこのような場面にiptablesのルールを自由に編集し、さらに編集したルールを自動設定させてiptablesを運用管理する方法として、iptables-saveとiptables-restoreを使う方法と、シェルスクリプトを使う方法の2つを良く使います。ここでは、この2つの運用管理方法についてメモします。 なお、以降のコマンドは全てroot権限で行います。また、実行環境はubuntu12.04になります。 iptables-save、iptables-restoreを使った運用管理方法 iptablesには、現状のルール設定をファイルに書き出す「iptables-save」と、ファイルに書き込まれたルールを読み込んでiptablesにルールを設定する「