はめられた。 「ちょっとすみませんお客さま、今ポケットに入れたものを見せてもらえますか?」 背後から聞こえた店員の声とともに肩に手が置かれた途端、ボボ美は魔由美に騙されたんだ、と悟った。 10分前に魔由美と交わした会話が脳裏をよぎる。 「あ〜ドンパッチ食いたいな、ドンパッチ。ね〜、ボボ美?」 「え、でも魔由美さん、私いま8円しか財布に入ってないんですけど……」 「そんならあんた盗ってきなよ。ズルムケスーパーなら店員見てないし、ちょろいからさ。 ほら、ズルムケまで走ろよこの陰毛女! お前なんかホームレスに屍姦されちまえ!!」 「ちょっと事務所まで来てもらおうか?」 店員に腕を掴まれ、事務所に引きずり込まれる。 「ごめんなさいごめんなさいちょっとした出来心だったんです、親や学校には言わないで……」 泣きじゃくるボボ美を無視して、店員はいきなりスーパーの制服を脱ぎ始めた。レザー
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