今回は「相続放棄」で絶対にしてはいけないことについて、鹿児島あおぞら法律事務所の弁護士がまとめました。 はじめに 相続放棄とはなにか? 相続放棄とは「相続しないことを確定させる相続人の意思表示」です。 相続放棄をすれば、亡くなった方(被相続人)の相続財産すべてを引き継がないことになります。 では、なぜ相続放棄をする必要があるのでしょうか? 例えば、被相続人に多額の負債がある場合、相続してしまうと相続人が負債を支払わなければいけません。 そこで、相続放棄をすることで、負債を相続しなくて済みます。 以下、相続放棄をする人が絶対にしてはいけないことを説明します。 1 資産のことを考えずに相続放棄してはいけない 相続を放棄する場合、負債(借金)だけではなく、資産(預貯金や不動産などプラスの財産)も引き継げなくなります。 そうすると、負債が数百万円あるけども、負債額を上回る数千万円の不動産があるよう
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