北京五輪の陸上男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した朝原宣治(大阪ガス)が1日、大阪市の同社本社で行われた報告会に出席し「これまでになく満足できる、充実した10秒間を過ごすことができた。最高の五輪だった」と喜びを語った。 報告会では、大型スクリーンで北京五輪のレースを振り返った後、朝原が詰めかけた約500人の社員らにあいさつ。銅メダル決定の瞬間、持っていたバトンを頭上にほうり投げたシーンについて「(金メダルを獲得した)ソフトボールのウイニングボールは帰ってきたらしいけど、バトンは行方不明。誰か見つけて届けてくれないか」と訴え、笑いを誘った。