クルピ監督に続投要請…C大阪 C大阪がレヴィー・クルピ監督(58)に来季の続投を要請していることが9日、分かった。この日、大阪市内で指揮官と会談を行った藤田信良社長(61)は「続投はお願いしている。ほかにはいない。ファーストチョイスはレヴィー」とクラブ最長記録を更新する6シーズン目の指揮を託す意向であることを明かした。 07年途中から指揮を執るクルピ監督。今季、リーグ戦は11位と苦戦しているものの、クラブ史上初のACLに出場し、日本勢最高のベスト8に進出。MF香川(ドルトムント)、乾(ボーフム)らを育て、今季も日本代表MF清武、U―22日本代表MF扇原らを成長させるなど、育成手腕を発揮し、クラブ側は高く評価した。 一方の指揮官は結論を保留している。家族と離れた単身生活も5年を経過しており「どうするかは、まだ分からない」としている。今後も交渉を重ね、条件面や来季の編成などを考慮し、去就を決め