先日の認知の話でまとめきれなかった話。 認知療法は、認知(思考)の幅を広げて、ストレス対処の幅も広げるものである。同じ状況に置かれても、人によって認知(思考)は様々であり、ストレスを感じる人もいれば感じない人もいる。 ストレスを感じやすい人は、ネガティブな認知のクセがついている&つきやすい。 この認知のクセを認知の歪みという言葉を使うらしい。しかし、自分は歪みという言葉が嫌いであるため、以下では「クセ」ということにする。 認知療法の手順 認知療法は最近、自分に起ったストレスとなった出来事を具体的に思い浮かべることから始まる。 一般的には、思考記録表(コラム表)というものを使って考えを書き出す。 白紙に書き出すだけでもよいが、以下の順で紙に書き出す。 1.出来事、状況 最初に、ストレスを感じた出来事、状況を具体的に書き出す。 このときに注意すべき点は、主観による気持ちが入らないように注意する