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ブックマーク / honz.jp (3)

  • 出るべくして出た奇人たちの奇書『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』 - HONZ

    HONZが全力でレコメンドする『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』。ついには復刊へと導いた、担当編集者が登場。一風変わった人物ばかりが登場すると話題の書だが、担当編集者までもが一風変わった人であったようで…。(HONZ編集部) 関連記事はこちらから→レビュー第1弾、レビュー第2弾、今週のSOLD OUT、高野秀行さんの解説、著者インタビュー はじまりは「元義理の妹」(←意味は考えてください)だった。 『冒険歌手』の底にあたる小学館文庫『ニューギニア水平垂直航海記』は、彼女が外部編集者として編集に携わっていた。これはまったくの偶然。2004年当時、わたしは山岳雑誌編集者だったので、雑誌で紹介してもらえないかと「元義理の妹」からの打診があったように記憶している。その後二度ほど峠さんと山に取材に行って、ルポ記事を作った。 もうひとつ脈路があった。ユースケこと角幡唯介さんと同じ早稲田の探検部OBが当

    出るべくして出た奇人たちの奇書『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』 - HONZ
  • 『脱出老人』覚悟を決めたら福が来る? - HONZ

    「癒しを求めて」 「極上のセカンドライフを楽しむ」 「ゆったりと海外生活」 パンフレットには謳い文句が踊る。東京ビッグサイトの会場で行われた「ロングステイフェア2012」には、海外移住を考える大勢の高齢者が詰めかけていた。著者が到着した午前10時の時点で、入口にはすでに行列ができあがっていたという。 東南アジアの人気は根強い。年金の範囲である程度充実した生活ができ、気候も温暖、地理的にも近いとなれば、現実的な候補になるのも頷ける。中でも書の舞台であるフィリピンは、永住に必要なビザの取得が比較的容易なこと、物価が日の3分の1から5分の1程度と安いことなどを理由に高い支持を集めている。 外務省の海外在留邦人数調査統計によると、東南アジア諸国の在留邦人数は、多い順にタイ、シンガポール、マレーシアときて、フィリピンは4番目である。だが永住者数においては、フィリピンが2位以下に比較的差をつけてト

    『脱出老人』覚悟を決めたら福が来る? - HONZ
  • 大人になること、それは合理化とうまくやっていくこと。『大人が作る秘密基地』 - HONZ

    大人になること、それは合理化とうまくやっていくこと。『大人が作る秘密基地』屋外、ツリーハウス、リノベーション、シェアオフィスまで 書は「秘密基地」をキーワードに18の事例を紹介する1冊。土地を購入してみずからコンクリートまで使って建てるものから、廃墟を再利用するもの、自宅のなかにつくるもの、果ては野外で行なうレイヴパーティまで、紹介される事例は多岐にわたります。 かつてマンガの神様こと手塚治虫は「合理化はゆとりや遊びの空間を消して」しまう、と語りました。成人することが合理化されることならば、秘密基地を諦めることと大人になることは同じことなのかもしれません。しかし、大人になることがもし「合理化とうまくやっていくこと」という意味ならばどうでしょうか。 書では、そんな「合理化とうまくやっていく」秘密基地の作り方がたくさん紹介されています。もっとも象徴的なのは、シェアオフィスやシェアハウスにつ

    大人になること、それは合理化とうまくやっていくこと。『大人が作る秘密基地』 - HONZ
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