「よくいらしてくれたでござる」 わざとらしい「ござる」言葉を駆使する不気味な女忍者は、 俺の隣に座ると、ビールを注いで持て成してくれた。 一体この女は、どんな顔をした、何歳くらいの女なのだろう? どうにかして素顔を見てやろうと思ったけど、 店内は暗い上に、全身黒ずくめ。 まったくもって分からなかった。 その言葉は唐突だった。 「えっ?パンツを脱いでどうするつもりなんですか!?」 「ってゆーかここ、どういうお店なんですか!?」 俺は事情をまったく知らない体で、 女忍者に疑問をぶつけてみた。 「口でしてあげるから、早く脱ぐでござる」 ・・・どうやらここは、ピンサロのようだ。 「すいません、そういう店だと知りませんでした! キャバクラ的なものかと思いまして・・なので今日はお話中心でお願いします!」 「ほら!時間ないから早く脱ぐでござる!」 女忍者は俺の言葉に耳を貸さず、積極的に服を脱がそうとして
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