政府が30日に閣議決定した成長戦略の基本方針要旨は以下の通り。・2020年度までの平均で国内総生産(GDP)名目3%、実質2%を上回る成長を目指す。20年度の名目GDP650兆円程度に。4年間で失業率3%台に低下。・環境・エネルギー分野の新規市場50兆円超、新規雇用140万人を目指す。日本の技術で世界の温室効果ガスを13億トン以上削減。固定価格買い取り制度拡充で再生可能エネルギーを拡大。住宅や事業所の廃棄物ゼロ。・医療・介護・健康関連産業の新規市場45兆円、新規雇用280万人。バリアフリー住宅の供給を促進する。・アジア太平洋自由貿易地域(FTAAP)の構築。アジアの所得倍増を目指す。鉄道、水などインフラ整備でアジアに展開。羽田空港の24時間国際拠点化。・訪日外国人2500万人、観光・地域活性化で新規雇用56万人。訪日観光ビザ(査証)の取得を容易に。食料自給率50%、農産物輸出1兆円、木材自