駅員に手を振る少女もいた=戸狩野沢温泉駅 3月の長野県北部地震で大きな被害を受けたJR飯山線。大型連休初日の29日、不通だった戸狩野沢温泉―十日町間で運転を再開し、豊野(長野市)―越後川口(新潟県長岡市)間96.7キロの全線が開通した。 ディーゼル車が山間部の谷沿いを、千曲川と信濃川に沿って走る飯山線は、地震で大規模な土砂崩れが起き、復旧工事を急いでいた。 待ちに待った再開。長野県側の起点となる戸狩野沢温泉駅の柳沢忠男駅長は「地元の会合で、『よくこんなに早く復旧したもんだ。JR東日本の底力を見た』とほめてもらった」。 駅の観光案内所の沼田玉江さんは、客の数が気になるのか、列車から降りる客の数を全部メモしていた。長野からの客は5本で計82人。新潟からの客はなかった。「まだ、連休初日だからね。でも開通してよかった。明日に期待します」(杉本裕明)
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