映画「テルマエ・ロマエ」の一場面。古代ローマ人ルシウスを演じる阿部寛さん(中央) (C)2012「テルマエ・ロマエ」製作委員会 俳優の阿部寛さんが古代ローマ人を演じた映画「テルマエ・ロマエ」(武内英樹監督)が興行収入50億円を突破する大ヒットとなっている。邦画が興行収入50億円を突破するのは、10年の映画「THE LAST MESSAGE 海猿」以来だ。またイタリアでの公開決定を皮切りに、世界20以上の国・地域から公開のオファーが殺到中だ。阿部さんは「多くの方に愛される作品になったということが、本当にうれしい」と喜んでいる。企画段階で興収10億円を下回るという指摘もあった中、ヒットを確信していたという同作を手がけたフジテレビの稲葉直人プロデューサー(34)に舞台裏を聞いた。(毎日新聞デジタル) 【写真特集】「テルマエ・ロマエ」の場面写真など 映画はヤマザキマリさんのベストセラーマンガが