【中田絢子】東海道・山陽新幹線で、音楽の配信サービス「ミュージックチャンネル」が、来年3月のダイヤ改定とともに廃止される。国鉄時代から「車内で快適に過ごして欲しい」とサービスを続けてきたが、近年は携帯用音楽プレーヤーが普及し、利用者が減っていた。 JR東海によると、「ミュージックチャンネル」は国鉄民営化前の1985年10月に始まった。現在では主に「のぞみ」として運行するN700系や700系で利用できる。グリーン車は座席に機器が内蔵されており、ヘッドホンやイヤホンを持ち込めば、挿すだけで使える。普通車はラジオを持ち込み、周波数を合わせる必要がある。 チャンネルは四つでクラシックやポップスなどを流している。JR西日本の12月の曲目リストを見ると、「ヒットソング」チャンネルは1年半前の映画の主題歌を流していた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みロ