東京と山梨や長野を結ぶJR中央線の特急「スーパーあずさ」に導入される新型車両が23日、報道関係者に公開されました。 新型車両は、南アルプスの雪をイメージした白地に紫のラインのデザインで、23日、JR甲府駅の構内で報道関係者に公開されました。車両には空気圧を利用してカーブを曲がるときの車体の傾きを調節することで、揺れを少なくする装置を備え付けています。車内には、すべての座席にパソコンを置くことができる大型のテーブルとコンセントが設けられているほか、各車両に空気清浄機も設置されています。 JR東日本八王子支社の佐々木裕一課長は、「ビジネスマンや家族連れなどが快適に使える車両を目指し、走行試験を重ねたい」と話しています。 JR東日本では、今後、走行試験を繰り返し、安全性を確認したうえで導入時期を決めることにしています。