ワールドメイトは、深見東州(半田晴久)が教祖[3]をつとめる神道系の宗教団体である。1984年にコスモコアという名称で創設された後、コスモメイト[4]やパワフルコスモメイトを経て1994年に現名称のワールドメイトに変更した。2012年に宗教法人として認証された。御親元素大御神(みおやもとすおおみかみ。別名⦿の神、スの神)などを祀る[5]。本部を静岡県伊豆の国市に置く。橘カオルが開祖であり、後に深見が教祖的な位置付けとなった[6]。 神道系の新宗教であり、若者をターゲットに、音楽や様々なエンターテイメント要素のある軽いノリと、神事での厳粛さの使い分け、教祖深見のエンターテイナーとしての魅力、1990年代の霊界ブームでの深見の著作の人気などで勢力を拡大した[7][8]。宗教学者の沼田健哉は、大本など教派神道の一派と見做すべきものと述べている[9]。その一方、深見は著作において神社神道の世界を紹