じつは「マンモスが滅びて、森が繁栄した」…同じことが「白亜紀」に起こっていても「少しも不思議ではない」とい...
文芸評論家・加藤弘一の書評ブログ : 『新しいカフカ ―「編集」が変えるテクスト』 明星聖子 (慶應義塾大学出版会) 取り上げるのを忘れていた。 現在は世界的作家であるカフカだが、生前は無名に近い存在で、死ぬときにも親友に原稿の焼却を遺言し、本来なら作家としての彼は忘れ去られるはずだった。しかし、その親友であるマックス・ブロートがカフカの意志に反して遺稿の出版に尽力奔走し……という話は有名である。 ただマックス・ブロートの手による編集が入ったため、我々が読むカフカは元テキストとは結構違いがあるらしい、といったところまではワタシも知識として知っていたが、現実にはそこからいろんな曲折を経ながらカフカの元テキストに迫ろうとする試みが続いていたのは知らなかった。このエントリを読むだけでその大枠がつかめるように思う。 この本の著者の明星聖子さんは、ここで以前紹介した『グーテンベルクからグーグルへ』の
日曜日の夕方ネットを見ていたら、あまりにツボにはまるフェア見つけました。 福岡・天神のジュンク堂書店の「売れると思ったのになぜ売れぬ」フェア。 「売れると思ったのに売れぬ本」フェア 作者は衝撃? 福岡・天神のジュンク堂書店で、店員が「売れると思ったのに、なぜ売れぬ」と思った本を100点集めた、意外に売れない本フェアが開かれている。 並ぶのは、「恋と股間」という刺激的な題で出版された中学生向けの生き方指南書や50年以上前のミリオンセラーの復刻本、10年おいて重版された町歩きエッセーなど。 書店の店員さんというのは、もともと本が好きな人が大半でしょう。そんな人たちが選ぶ世に知られていないけど一押しの本。これは知りたいと思いました。ニュースや2chを見ていても恋と股間という刺激的なタイトルはあるけれど、全部のリストは見つかりませんでした。そこで思い切ってジュンク堂書店のお問い合わせのメールアドレ
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