真言宗の開祖で「日本三筆」の一人として知られる弘法大師・空海(774~835年)の直筆書を基にした拓本が四天王寺大学(大阪府羽曳野市)で見つかったと、高野山大学密教文化研究所(和歌山県高野町)の大柴清圓(しょうえん)研究員=中国古文字学=が6日、発表した。書の内容は古くから知られていたが、特定されていなかった書の日付が今回の拓本で判明した。 見つかった書は、同じく書に秀でた嵯峨天皇(786~842年)から綿と七言詩を贈られたことに対する返書。末尾に「弘仁五(814)年三月一日」の日付がある。
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