美学校で講師をしている現代劇作家の岸井です。 80年代は前衛が消失した時期として語られることが多いようです。演劇もアートも、政治や運動から離れ、批評性を次第に失い、娯楽と化し迷走し始めた時代と総括されがちです。が、よく見れば、後にオルタナティヴといわれるような活動の最も研ぎ澄まされた先触れが現れている時期でもあるようなのです。そこからの40年を振り返っておくべきではないか、と思いました。これからのために。 そこで、新刊『集まると使える—80年代 運動の中の演劇と演劇の中の運動』を刊行したばかりの89年生まれの演出家羽鳥嘉郎と、日本美術史の捕らえなおしを進めている美術批評家黒瀬陽平と共に、劇やアートが日本の現実と関わるときに、ありえるのに見失われがちな思考の回路を探ろうと思います。生活と芸術をラジカルに考えたい人はぜひおいでください。 出 演:羽鳥嘉郎(演出家)、黒瀬陽平(美術批評)、岸井大
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く