「保育業界を良くしたい」という言葉を発した時に、ある先生から「みんなそう思ってやってるよ」と言われたことがあります。「変えてやろう」とは思っていなくても「より良くしていきたい」そう思ってやっているはずだよ、と。 たしかに失礼なことを言ってしまった。「悪くしよう」とはみんな思っていないだろうし、より良いものにしたいというのもその通りだろう。では、なぜ良くなっていかないのか。なぜ、それぞれがそれぞれの立場で「より良いかたち」を求めて頑張っているのに、分断が起きて時に足を引っ張り合ってしまうのか。 「思想の違い、価値観の違い」で済ましていいのか。それでは前に進みません。それぞれの立場を知って、自分はどこを目指していくのかを明確にしてみると解決の道筋が見えてきた気がするので記しておこうと思います。 そもそも保育業界の課題って?という方のために簡潔に(ちゃんと書くと長くなるので) ・保育内容(子ども