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ブックマーク / note.com/sachii (2)

  • 「角川文庫発刊に際して」が名文でびっくりした話|入谷佐知さっちん

    たまに見かけたことがある、出版社による巻末の文章。 ふだんは目にとまらないのに、なぜか今日ふと目に飛びこんできた。 角川文庫発刊に際して 角川源義 第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化戦争に対して如何(いか)に無力であり、単なるあだ花にすぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。西洋近代文化の摂取にとって、明治以降八十年の歳月は決して短かすぎたとは言えない。にもかかわらず、近代文化の伝統を確立し、自由な批判と柔軟な良識に富む文化層として自らを形成することに私たちは失敗して来た。そしてこれは、各層への文化の普及滲透(しんとう)を任務とする出版人の責任でもあった。 一九四五年以来、私たちは再び振出しに戻り、第一歩から踏み出すことを余儀なくされた。これは大きな不幸ではあるが、反面、これまでの混沌・未熟・歪曲の中にあった我が国の

    「角川文庫発刊に際して」が名文でびっくりした話|入谷佐知さっちん
    wuzuki
    wuzuki 2022/09/15
  • 反応するまえにしらべたい-神戸市の児童相談所でおきたことを考えてみた|入谷佐知 さっちん|note

    すぐTwitterの画面を閉じてGoogleで検索をはじめました。 よく調べてみると、神戸市のこども家庭センターではNPO法人「社会還元センターグループわ」に業務委託をしていることがわかりました。 内閣府のNPOポータルサイトで「社会還元センターグループわ」の事業報告書を見ると、年間の活動実績はこのようになっています。 パソコン指導、地域まちづくり、いきがいづくり…といった事業が並び、精力的な印象です。ただ、ぱっと見たときに児童福祉の事業がみあたりません。しかし最初の「友愛訪問」にあたる事業のなかに「児童福祉」という項目がありました。児童福祉の延べ受益者数は146人になっていて、「高齢者福祉」と5,004人に比べるととても少ないです。児童福祉がメインの活動分野のNPOさんではないことがわかります。 この団体は57歳以上が対象の神戸シルバーカレッジの卒業生によるボランティアグループだそうです

    反応するまえにしらべたい-神戸市の児童相談所でおきたことを考えてみた|入谷佐知 さっちん|note
    wuzuki
    wuzuki 2020/02/20
    読めてよかった。悲しい事件にただ怒るだけではなく、こうして建設的な視点を持てる大人に憧れる。データに基づいて事実を分析し、どうすればいいかの未来に目を向けられる人は素敵だ。
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