タグ

ブックマーク / theeigadiary.hatenablog.com (2)

  • 「普通の人でいいのに!」:"繊細さ"と被害者意識と文学性 - THE★映画日記

    comic-days.com 数週間前に、話題になった作品だ。批判意見や拒否反応も多い一方で、「共感できた」とか「実際に東京にいそうな人物をリアルに描けている」という肯定意見もちらほらと見かける。 わたしが最初に流し読みしたときには、あまりに赤裸々な内容から、逆に「主人公のような女性には心では共感していない、別のポジションにいる作者が、皮肉や揶揄を込めて戯画的に描いた」タイプの作品であるように感じられてしまった。しかし、しっかり読んでみると、作者は明らかに主人公に共感しており、ある程度までは主人公と自分を同一視している作品であることも伝わってきた。つまりは、私小説的な作品であるのだろう。 女性にせよ男性にせよ、一部の人は20歳を過ぎていい年になっても「こじらせ」とか「面倒くささ」とかを抱えているものだ。特に、漫画や絵を描いたり文章を書いたり動画を作ったり音楽をしたりと、なんらかの形での"

    「普通の人でいいのに!」:"繊細さ"と被害者意識と文学性 - THE★映画日記
    wuzuki
    wuzuki 2022/08/12
    ベンジャミンと文芸サークルで一緒だった頃をふと思い出させるエントリ。面倒くさい奴、繊細で被害者意識の強い人の作品は面白い、この解像度を持った人がいてくれてよかった……という色んな気持ちが入り混じる。
  • ポリコレは物語の質を上げて多様性を確保する…のか? - THE★映画日記

    theeigadiary.hatenablog.com theeigadiary.hatenablog.com 以前にも似たようなことを書いているが、改めて。今回は特に長い。 ●まえおき ネットでは「創作物とポリコレ」とか「表現規制とポリコレ」という話題は定期的に盛り上がる。それも、数ヶ月に一度どころか一ヶ月に一度くらいのペースだ。一週間に一度くらいかもしれない。 話題となる創作物は漫画であったり映画であったりゲームであったりするし、表現規制の内容も「公共の場での掲示が撤回させられた」「俳優が役を降ろさせられた」「作者や掲載誌が謝罪文を発表させられた」から「規制という結果にはいたってないが、ある作品に対して政治的・規範的な観点からの批判が行われた」まで様々だろう。 生産性のある議論を気で行う気があるなら、映画の話なのか漫画の話なのか、日の話なのかアメリカの話なのか、権力や圧力を介した実

    ポリコレは物語の質を上げて多様性を確保する…のか? - THE★映画日記
    wuzuki
    wuzuki 2020/07/11
    具体例が多くてわかりやすい。差別的な表現が残っていることはノイズになる一方、「配慮してますよ」感が全面に出ていても萎えるというのは同意。「ムーンライト」がアカデミー賞を受賞したときのことを思い出した。
  • 1