——御社ではこれから、どんな広告を作っていくんでしょう? 「いや、もう僕らは脱広告していこうと思っているんです」 私がSkype越しにインタビューしていた相手は、とある広告クリエイターだった。それも「バズマシーン」の異名を持ち、超高打率で広告をバズらせてきた——…と書けば、同業の人は「あぁ、彼か」とわかるだろう。 栗林和明、1987年生まれ。新卒で博報堂に入社し、「忍者高校生」や「#猫バンバン」、縦型MV「RUN and RUN」などのバズコンテンツを手がけ、国内外のアワードで掲げたトロフィーは数え切れない。2017年にはアメリカの業界紙AdAgeにて「40 under 40(世界で活躍する40歳以下の40人)」にも選抜された、31歳。 私は彼に会ったこともなかったし、SNS上で喋ったことすらなかった。けど「コイツはすごい!と思う若手広告クリエイターは誰ですか?」と広告業界の人に尋ねるたび
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