公開中の『かぐや姫の物語』を観に行った時のこと。日曜日で”映画の日”、しかも「三歳未満入場可」だったので、小さな子ども連れもいるだろう‥‥ということは、途中で子どもの声に視聴を多少邪魔される可能性あり。それでもまあいいかと思って出かけた。 客席は6〜7分の入り。同じ列に子ども連れが3組いた。左の方に座ったのは小学校4、5年くらいの女子とお母さん。右に一つおいて座ったのは、それより少し小さいたぶん小学生の女子とお父さん。その向こうに5歳と2歳くらいの幼児を含む4、5人の家族連れ。 さてこの中で、周囲の人々の視聴を一番邪魔したのは誰でしょう。 幼児でも小学生でも、もちろんお母さんたちでもない。隣のお父さんの男性だった。 物語が始まってすぐ、その男性が普通の声で娘に話しかけたのが聞こえた。何と言っていたか忘れたが、スクリーンに映っているものについての感想だったと思う。ヒソヒソ声や低めた声ではない