2010年8月16日のブックマーク (1件)

  • 全国戦没者追悼式における議長追悼の辞

    天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国戦没者追悼式が挙行されるにあたり、謹んで追悼の辞を申し述べます。 あの日、真夏の太陽がカッカと照りつけ、セミがしきりと鳴いていた、烈日の下に戦争に敗れたことを知らされたと、ある作家は書き残しています。それから六十五年の歳月が経ちました。 太平洋の海原で、アジアの山野で、シベリアで、広島長崎沖縄で、そして空襲下の国内各地で、三百万余りの同胞が亡くなられたことを思い返すとき、その痛ましさにいまなお胸にこみあげるものを禁じえません。近隣諸国あわせて、二千万人といわれる犠牲者の方々。その惨禍の大きさに茫然自失するほかありません。 国の内外すべての戦禍に斃れた方々の御霊に衷心より哀悼の誠をささげますとともに、最愛の肉親を失い、悲しみと苦難の戦後を生き抜いてこられたご遺族のみなさまに、お悔やみを申し上げます。 戦没学生の手記を編んだ「きけわだつみのこえ」の

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    www6 2010/08/16
    「時はともすると、人々の記憶を奪ったり、惨禍を美化したり、真実を覆い隠したりします。今日、この日は、日本国民があの戦争の歴史を忘れ去ることのないように、そのためにあるのです。」