1回目「ウソか本当か~『ニッポンの労働生産性が低いのはサービス業が悪いから』」では、サービス業にまつわるレガシー(古い認識・固定概念)をいくつか挙げた。その中で、「サービス業ではブランド化や差別化が難しい」 という概念があった。今回紹介するベアーズは「家事代行」というサービスを通じた豊かな生活という「新しい価値」を提案し差別化に成功している。 ベアーズが新しい産業を創造したり、ブランドを形成していくポイントは次のように整理できる。 「強いメッセージ発信力・提案力」「各顧客接点におけるサービスの一貫性」「顧客とのパートナーシップの構築」だ。そして、人-人ビジネスだからこそ、社員・スタッフが「幸せ」に働けるための仕組み作りも、ベアーズの強みであると言える。(NRI 山口) 「欲しかったのは私のパートナー、ハウスクリーニングではなかった・・・」 「何をイライラしているの? もっと笑顔で過ごそうよ
![「サービス業のブランド化、差別化は難しい」はウソか本当か?~家事代行のベアーズ:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)