コロナの外出自粛の影響から、メダカ飼育が1つのブームになり、庭でビオトープを楽しむ方が増えました。 時期になるとホームセンターでビオトープの専用コーナーが設けられるほどです。 しかし、生育形の違い・耐寒性など水草の特性が分からない種類も多くあります。 ビオトープで使われる水草の生態を把握するため、今回は「アサザ(浅沙)」の飼育方法についてまとめます。 アサザ(浅沙)とは アサザ(浅沙)は、湖沼・ため池などの浅い水辺に生息する、ミツガシワ科アサザ属の多年草の浮葉性植物です。 学名はNymphoides peltataで、ハナジュンサイ(花蓴菜)とも呼ばれるように若葉は食用となります。 本州・四国・九州で自生している在来種で耐寒性が強く、屋外で根茎・種子の状態で越冬可能です。 開花期間は5~10月と長く、快晴時に花弁5枚でフリル状の黄色い一日花を日の出とともに開花し、午後に閉じます。 花言葉は