プレミアリーグにおける2015年の「時の人」を選ぶとすれば、レスター・シティのジェイミー・バーディーになるだろう。 プレミア級戦力として台頭し始めたのは昨季後半。元日のリバプール戦で約3カ月ぶりにゴールを演出して2点差からのカムバック劇の口火を切ると、ラスト3カ月間では4ゴール5アシストを決めて残留を争っていたチームに勢いを与えた。 今季は開幕14戦で14得点。11月28日の14節マンチェスター・ユナイテッド戦(1-1)では、奇しくもその対戦相手でかつて「ゴールマシン」と呼ばれたルート・ファンニステルローイの記録を上回る、11試合連続得点のプレミア新記録を樹立した。 ゴールラッシュによる注目度アップと同時に、メディアでのバーディー評も大幅にアップ。昨季中はレスターが降格を避けられなければ、中位以下のプレミア勢が獲得を検討するのではないかと言われる程度だったが、今ではトップ6候補の補強ターゲ