開幕6カ月間で6000倍から8倍へ。大手ブックメイカー(賭け屋)によるオッズが激減したように、いよいよレスターを現実的な今季プレミアリーグ優勝候補として捉えるべき時が来たようだ。 開幕1カ月目を3位で終えた時点では「勢いがいつまでもつか」という目で見られていたレスターが、後半戦1カ月目を終えて首位に立っている。3ポイントのみとはいえ、2位マンチェスター・シティ、3位のアーセナルに差をつけた単独首位だ。 クリスマスの時点では、マンCとアーセナルによる一騎打ちとするタイトルレース予想が一般的だったが、日程も過密化する中でリーグ戦5試合を2勝3引分けで乗り切ったことで、「レスター優勝」の可能性を指摘する識者は、地元出身の英雄ガリー・リネカーだけではなくなった。 監督のクラウディオ・ラニエリは、その間も「目標は40ポイント獲得」と言い続けてきた。チームの足をしっかりと地につけておく狙いもあったのだ
![現実味を増してきたレスターの優勝。オッズは6000倍から8倍、黒星は最少。(山中忍)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c73ac2dec15c95ea558051e240511d4885fa8dfd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2Fa%2F-%2Fimg_6acbcba79aefc53bef5cacec10fb53ee154390.jpg)